最近さっぱり傾向がよめません。ここまでよめないと予想になりません。
ならばあえて逆説でいってみるのも良いかもしれません。
ここはあえて世間に反発してみましょうかね。
■中山記念(GU)■
◎ エイシンドーバー
○ プリサイスマシーン
▲ コンゴウリキシオー
注 リキッドノーツ
△ エアシェイディ
△ カンパニー
△ グラスボンバー
本来なら9歳やら10歳の馬が重賞を勝つ、または連帯や馬券に絡むなど、今まではダート重賞でしかほとんどありえなかったこと。それが最近、常にと言っていいくらいそういった馬が突っ込んでくる。
中山記念に関しては、逃げ馬が有利という傾向だ。過去を見ても必ず逃げ馬は馬券に絡んでいる。本来なら明日はコンゴウリキシオーで鉄板予想といきたい。
しかしそこはあえて傾向に乗らないこととする。開幕週の馬場は逃げ馬有利という常識から離れて、『新』機軸を打ち立ててみることにする。
傾向が通じないなら傾向から離れれば良い。傾向が無いなら傾向を自分で予想すれば良い。旧世代の考え方から離れて、起爆剤として考えを一旦変更してみようと思う。
本命◎はエイシンドーバー。相手○はプリサイスマシーン。
中山記念は昨年と同じく、その裏番組は阪神での阪急杯。開催時期も同じである。
この2頭を選んだ理由、それは昨年の裏番組である阪急杯のワンツーであるということ。この2頭は共にこの開催時期に調子が良いのだ。昨年とは反対のレースに2頭とも出てきたということは、今回も2頭によるワンツーがあるかもしれないということでしょう。
1800mという距離に関しても、エイシンは連帯を外したことが無く、プリサイスも1着、1着、5着、4着、1着と掲示板を外したことが無い。しかもその内の2勝は重賞。9歳馬の激走には十分条件が揃っている。エイシンも大外の方が、ESPで馬郡に突っ込まれるよりましでしょう。
傾向通りにきた時のことを考えて、逃げのコンゴウリキシオー、中山コース大好きリキッドノーツ、有力処のカンパニーとエアシェイディ、馬体重絞れれば面白い小回り得意のグラスボンバーあたりを相手とした。
マルカシェンクは乗り代わりで消し。中山コースも向いていません。そもそもマルカの馬には重賞で来てほしくないです。
アサカディフィートはGUでは厳しいでしょう。ハンデのGVまでなら10歳といえども買わざるをえませんが、今回は無しです。
■阪急杯(GV)■
◎ アンブロワーズ
○ アグネスラズベリ
▲ ナスノストローク
注 ハイソサエティー
△ ローレルゲレイロ
△ スズカフェニックス
△ テイエムノブシオー or ウインレックス
本来ならスズカフェニックスやローレルゲレイロを本命にするはず。特にローレルゲレイロは前走で復調した。今回も買いとなるはずだが、前者は59キロを嫌って、後者は乗り代わりを嫌って相手までとしました。
ならば4連勝中のマルカフェニックスはどうか、という話になるが、乗り代わりの上に今回は信用できない1400m戦。1200m戦なら軸にも考えましたが、そもそもマルカの馬を買いたくもありません。今回は切りました。
ならばこちらも起爆剤予想でアンブロワーズを本命◎として、相手○に馬体重減という条件付きでアグネスラズベリを選びました。
牝馬は力負けでこないという傾向に、このレースもあえて逆らってみた形に。アンブロワーズはクラブの規定で今回で引退予定。そういう時は逆にこういう馬が勝って、『これじゃあ引退できないねぇ。高松宮まで頑張ってみようと思う。』などというコメントが月曜のGallopあたりで載る予感がする。ここは一つ突拍子な予想で切り込んでみることにする。
相手は前述のスズカとローレルゲレイロ、1400m戦に関して4着以下が無く、この時期しか走らないナスノストローク、鞍上が不安だが成績安定のハイソサエティーなどを選んでみた。
最後の1頭はテイエムノブシオーかウインレックスのどちらかにしようと思う。傾向的には、前走シルクロードをボロ負けした馬がよくきており、また毎年数少ない出走ながら関東馬の台頭が目立つ。テイエムはシルクロード組、ウインは関東組という傾向で迷っているが、人気や当日の気配を見て考える。
同じ関東組でもキンシャサノキセキとシンボリグランは切り。前者は右回りでは1200mまでのレース以外は引っ掛かる。京都金杯が良い例でしょう。後者は阪神コースが鬼門。さすがにこういった傾向まで通じないことは無い。
フサイチリシャールは福永騎手が乗った時だけ好走する馬。1400mが得意というのも分かるが、それは騎手が揃ってこその条件。今回は切り。
ローブデコルテも阪神コースは弱く、56キロは牡馬換算で58キロ。重すぎるので切り。
以上、あえて傾向反発予想をしてみました。
当たるかどうかということより、良い意味で起爆剤になることを期待してみます。