デイリー杯2歳ステークスの展望を書き忘れていました。
◎ ホッコータキオン
○ キングスレガリア
▲ シェーンヴァルト
注 アローベアタキオン
△ アラシヲヨブオトコ
△ トップカミング
△ トップオブピーコイ
こう予想して本番に挑んだわけですが、とりあえず当たってはいます。
しかし配当が15000円では勝った気がしませんねぇ。
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今週はGI秋華賞。
かつては荒れる女心と秋の空と言われたくらい、万馬券続出のレースでした。
それだけ牝馬のレースは予想が難しいということでしょう。
近年になってその様相はがらっと変わりし、むしろ人気通りに決着する傾向が強いレースとなってしまいましたが、それでも毎年は荒れる要素と、その裏には法則が隠されているのです。
まだまだ短い歴史の秋華賞。
過去10年だけでなく、全12年全てを振り返り見出した法則に則り、今週は予想していこうと思います。
まず第一の法則。
桜花賞を勝って、オークスも3着以内に健闘した馬は、秋華賞でも勝つか、少なくとも3着以内に健闘するというものです。
1998年のファレノプシスや、2001年のテイエムオーシャンがその例です。
今年はレジネッタが該当します。
そして逆に、桜花賞では掲示板を外す大敗をしたが、オークスでは巻き返して勝った馬は、秋華賞では連絡みどころか複勝にも入らないくらい大敗するというものです。
そしてそういったオークス馬が、秋初戦の秋華賞トライアル、主にローズステークスで3着以内に入らなかった場合、全馬が今までに本番で大敗しているそうです。
唯一の例外が、桜花賞、オークス共に勝ち、ローズステークスで5着に負けたスティルインラヴです。
それぐらい強すぎる名馬でないと、巻き返しは厳しいということでしょう。
該当するトールポピーには厳しすぎる現実だと思います。
第二の法則。
秋華賞トライアルのローズステークスで、1着2着だった馬より、3着だった馬の本番での巻き返しが目立つというものです。
実際過去10年で、1999年のブゼンキャンドル、2000年のトーワトレジャー、2004年のスイープトウショウ、2006年のフサイチパンドラ、2007年のレインダンスと5頭も馬券に絡んでいます。
今年該当するレジネッタには要注意でしょう。
第三の法則。
その年のローズステークスの1着2着馬が、共に4番人気以下の人気薄で決まった場合、その1着2着馬は本番の秋華賞では必ず大敗し、かえって3着やそれ以下に負けた馬、もしくは別路線組みが台頭するというものです。
これに該当するのが2000年と2005年。
2000年のローズステークスは、6番人気、4番人気の1着2着でしたが、本番では両馬とも圏外にぶっ飛び、本番1着だった馬は北海道の1000万下から、2着はローズ14着、3着はローズ3着からの馬でした。
2005年のローズステークスも同じく、5番人気、6番人気の1着2着で、その両馬は本番で同じくぶっ飛び、本番1着はローズ3着から、2着3着の馬は共に北海道のクイーンステークスからの臨んできた馬でした。
今年のローズステークスは7番人気と9番人気の馬で1着2着でした。
該当するマイネレーツェルとムードインディゴは、大変危険かと思います。
今年の別路線組は、クイーンステークスからのエフティマイア、紫苑ステークスからのレッドアゲート、そして初路線から挑むアロマキャンドルが怪しい存在だと思います。
そしてここでも該当するのが、2000年2005年共にローズ3着馬が馬券に絡んできているということ。
ここでもレジネッタが該当していることをお忘れなく。
第四の法則。
前走別路線組を狙うといっても、ダートからの馬は皆無だということです。
ユキチャン、プロビナージュ、カレイジャスミン、ピサノジュバンあたりは絶対無いと思っています。
第五の法則。
これも別路線組だといっても、オークスから直行する馬の台頭も無いというものです。
唯一テイエムオーシャンとカワカミプリンセスがオークス直行から秋華賞を勝っていますが、前者は桜花賞1着、オークス3着という第一の法則に当てはまる強い馬でしたし、後者はオークスまで無敗という無類の強さの馬でした。
今までエリモエクセルやローブデコルテといったオークス馬が直行して涙を呑んでいます。
要はそれぐらいの強さでないと、3ヶ月以上の期間を空けて直行して馬券に絡むというのは難しいということです。
唯一例外があるのですが、その例外にも共通項があります。
それは後ほど書きます。
ということで、以上から今年の結論を導き出します。
もうお分かりかと思いますがこうなりました。
■秋華賞(GI)■
◎ レジネッタ
○ エフティマイア
▲ メイショウベルーガ
注 アロマキャンドル
△ レッドアゲート
△ オディール
△ リトルアマポーラ
5つある法則の内、3つに該当してしまうレジネッタを軸にしないわけにはいけません。よって◎です。
相手は別路線組筆頭、桜花賞、オークス共に2着で、法則が2つ当てはまるエフティマイアです。
残りも別路線組、ローズ3着以下に負けた馬を選んでいます。
第一の法則からトールポピーは怪しさ満点なので、思い切って切りました。
実際早熟のフサイチホウオーの全妹であり、ジャングルポケット産駒だからオークスは何とか勝ったと思っています。
フサイチホウオーが秋の後半戦から大敗し始めたように、トールも前走大敗しています。
陣営は体重増えすぎだと言っていましたが、それだけではないフサイチホウオーと同じ臭いがちらつきます。
よって消しです。
そして絶対来ないであろう第四と第五の法則に当てはまる馬を省けば完成です。
先程第五の法則で、唯一の例外があると書いたと思いますが、それを今から説明します。
過去にオークス直行から、唯一3着で馬券に絡んだ馬がロゼカラーです。
そしてもう一頭、オークスからではないですが、NHKマイルカップ大敗から直行して勝った馬がファビラスラフィンです。
この例外2頭に共通すること、それは両馬の馬主が吉田照哉、社台RHという、社台のタイガー模様勝負服馬だったということです。
そしてこの2頭は共に重賞勝ちをしていたということです。
今年オークスから直行する馬は、リトルアマポーラとソーマジックの2頭であり、両方ともタイガー模様勝負服馬です。
よってリトルアマポーラは最後の1頭として入れさせてもらいました。
ソーマジックを入れなかったのは、共通項である重賞勝ちをしていなかったからです。
確かに桜花賞3着の実力者であるとは思いますが、重賞を勝ったことがあるのと無いのとでは、やはり差があります。
しかも関西圏で関東馬に後藤が乗っているとなると、ますます信頼度が落ちますので切りました。
更にリトルアマポーラは、初代秋華賞馬ファビラスラフィンをNHKマイルカップから直行させて勝たせた長浜調教師の馬です。
しかも今回リトルアマポーラの鞍上は、社台の勝負服馬で穴を開けるのが得意な武幸四郎。
昨年秋華賞2着のレインダンス、一昨年菊花賞1着のソングオブウインドの様に、京都コースでの一発があるかも知れません。
話は変わりまして、他にも各法則に当てはまらなかった馬が3頭います。
まあこの3頭も切るわけですが、その理由を書いておきましょう。
まずエアパスカルとブラクウエンブレムですが、両馬に共通するのはウォーエンブレム産駒ということです。
理由は、ウォーエンブレムはGI本番には弱い血統ということで切っています。
まあオカルト的予想ではありますが、前走のローズステークスでさえ掲示板に載れないくらい大敗しているところを見ると、明らかに力不足は否めませんので大丈夫だと思います。
残るはブライティアパルス。
過去に1000万下の条件戦を勝ったばかりの馬が、勝ったり2着3着に来たことがあるので軽く考えてしまってはいけないのですが、これは完全に騎手で切りました。
鞍上の藤岡康太は下手です。
重賞どころか特別戦でもそうそう買えないくらいの騎手です。
そんな騎手がGIで3着以内は絶対ありえないと思います。
それならまだ最近調子こいてる若手の、三浦皇成とか浜中俊を狙った方がよっぽど良いです。
よって切りです。
以上が秋華賞の渾身予想です。
今年の3歳牝馬路線は、桜花賞3連単700万、オークス3連単40万と、大荒れ模様となっています。
秋華賞も久々に大荒れするかもしれませんよ。
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■府中牝馬ステークス(GV)■
◎ アサヒライジング
○ ニシノマナムスメ
▲ カワカミプリンセス
注 キストゥヘヴン
△ ブルーメンブラット
△ ベッラレイア
△ ヤマニンメルベイユ
こちらは府中巧者のアサヒライジングから。
鉄砲も大丈夫な馬なので大丈夫でしょう。